Birthday story,  恋愛小説,  誕生日企画

Birthday story 6

誕生日企画

Birthday story 6

 

 

 

N「なっ///何してんだよっ!」

O「え?何って・・・見りゃ分かるじゃん。チューだけど。」

リーダーからキスしてくるとか想定外だった俺は、心の準備ってものが出来てなくって完全に狼狽えてしまった。

O「んじゃ、ハイ、続きしよ・・・」

次は身体ごとベッドに押し倒されて、再びキスの雨が降って来た。
えっ・・・どうしよう。これ、普通に受け入れても良いのかな?っていうか、抵抗すら出来ないほど身体が熱を帯びて痺れ始めた。
俺の身体の上に覆い被さり、お互いの指先が絡まり、濃厚に舌まで侵入されそうになったその時だった。

個室の呼び出しベルが鳴って、俺達は慌ててベッドから飛び降りた。

「お食事の準備に参りました~。」

N「び、ビックリした。」

O「あっ、はぁい。今開けまーす。」

リーダーが慌てて部屋の鍵を開けに行った。
そうだった・・・昼食を頼んでたんだ。
何だよ・・・あともうちょっとでいいとこだったってのに。
完全に邪魔が入ってしまった。

それにしてもまだ心臓がバクバクいってる。
従業員が昼食のコースをテーブルに速やかに並べて

「どうぞ、ごゆっくり・・・」

と部屋を出て行った。
どうする?ここからまた二人っきりだけど、続きとかするのかな?
なんとなく期待する俺。

O「ほら、とにかく飯にしよう。」

N「えっ、あ、うん・・・」

俺の期待とは裏腹にリーダーは並べられた料理の前に腰を下ろした。
飯ね・・・まあ、それはそうなるよね。

たった今俺にキスした人が、まるで何事もなかったかのように、目の前で飯を食ってる。
気まずいとか、そういうのこの人には無いのかな?
だとしたら相当な神経の持ち主だよ。
この俺でさえ思い出したら恥ずかしくなって、飯なんか喉を通らないってのに。

O「うめえなぁ。やっぱさぁ、ハンバーグのコースにして正解だったな。実はすげえ悩んだの。」

N「えっ?な、何が?」

O「和食か洋食かで・・・」

N「そ、そうなんだ。」

O「でも、ニノはハンバーグが好物だから洋食にしたんだけど、マジこれはうまいよな。」

N「そ、そう・・・」

O「どうしたの?」

N「えっ?」

O「あんまり進まないみたいだけど、腹でも痛いのか?」

N「あ、ううん。ホント、うまいね。」

O「こないだね相葉ちゃんと飯に行ったんだけどさぁ・・・そこで食べたハンバーグめっちゃ美味くってさぁ。
ニノも行った事あるかも・・・」

リーダーは本当に何を考えてるんだろう?
気持ちの切り替えが早過ぎるよ。
何でそんなに普通にしてられるんだ?
もしかするとリーダーにとって俺とのキスなんて、ハイタッチとかと変わんないのかな?
そう考えると腹が立つというより、呆れて何だか虚しくなってくる。
頼むから一瞬でも俺の胸キュンを返してくれ。

N「リーダー?一つ質問なんですけど・・・」

O「えっ・・・何?」

N「今日ね、お迎えに来たのが俺じゃ無くて、例えば翔ちゃんとかでも全然普通にここに来てました?」

O「えええっ?どうしてそんなこと聞くの?」

N「いや・・・なんとなく・・・」

O「全然普通かどうかは実際に来てみないと分かんないよ。」

N「ふうん。」

O「あのさぁ・・・」

N「はい?」

O「ううん・・・何でもない。」

N「何よ?言い掛けてやめないでくれます?気になるじゃない。」

O「いいや、やっぱいい・・・」

絶対今何か重要な事を俺に伝えようとしたよね?
何年俺が一緒にやって来たと思ってるのよ。その表情見れば、何か隠してる事くらい直ぐに分かるっての。

O「はぁー腹いっぱいだわ。もう食えないよ。」

N「俺も・・・」

O「ニノ、先に風呂入って良いよ。」

N「えっ?」

一緒に入んないの?と、喉まで言葉が出そうになったけど、落ち着いて考えてみたらさっきあんなハレンチな事になったわけだから、裸を見られるって結構恥ずかしかったりする。

N「そ、そう?それじゃ、私先に入らせて貰いますよ。」

俺は言われるままに一人で家族用の露天風呂に向かった。

 

 

 

つづく

妄想小説が好きで自身でも書いています。 アイドルグループ嵐の大宮コンビが特に好きで、二人をモチーフにした 二次小説が中心のお話を書いています。 ブログを始めて7年目。お話を書き始めて約4年。 妄想小説を書くことが日常になってしまったアラフィフライターです。

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