仲間たちの反応,  君への想いを,  第17章

仲間たちの反応③

第17章

仲間たちの反応③

 

 

 

 

 

俺達になんか特別なプレゼントを準備してくれたって。
一体何なんだろう?
それじゃなくても、俺らは
あんな立派な家を譲って貰ってるのに。
二人には想像も付かなくて
お互いの顔を見合わせて首を傾げた。

J 『この春の番組編成が変わるタイミングで、レギュラー番組の
収録が2週間程お休みになるんだけど、その前後のスケジュール
調整して二人に5日間の連休を作ってあげるから
二人で好きなところに旅行にいってらっしゃいな。』

智  『えっ?そんな事可能なの?』

J 『大野のドラマが有るから、どうしても5日間というのが
限界なんだけど、5日もあれば海外にも行けるだろうし、
行き先決めたら、こちらに連絡くれれば、旅費も全て
こちらで準備するから。』

和  『本当に?それ有り難いな。』

J 『先日担当マネージャーから、大野の休暇の申し出が有って
社長からもたまたま二人に纏まった休みを与えるようにと
丁度お話を頂いてたところだったんでね。』

社長 『まあ、YOU達に欲しいもの聞いたところで、
多分物よりも休暇だろうと思ってね。
YOU達、カリブ海でも行って挙式でも何でも
挙げてきちゃいなよ(笑)』

智  『いやあ、マジで嬉しいです。有難うございます。』

和  『ホント、なんか夢みたい。』

社長 『ああ、それからもう一つね・・・』

智  『え?まだ何か貰えるんですか?』

社長 『物じゃないけどね(笑)』

和  『っていうと・・・?』

J 『嵐の他の3人には、二人の事を話しても良いって事。』

和  『ほ、本当ですか?』

社長 『他人の目を欺くには身内からって事で、YOU達が
どこまで他に他言することなく関係が続けられるか
様子をみさせて貰ってたんだけど、うまくやってきたの
分かったし、メンバーに隠しておくのは大変だろうから
マネージャー通して他の3人には事実を伝えておくから
YOU達は今までと同じように良い関係を築いてくれたら
それでいいから・・・』

智  『ええっ?なんかそれはそれで恥ずかしいな。』

和  『何言ってるの。それは本当に助かるじゃないの。』

智  『ん、まあ薄々勘付いてはいると思うんですよね。』

社長 『理解者が近くに居た方が精神的に助けられる事も
有るんだよ。YOU達に子供が出来るなら
間違いなく事務所にスカウトしちゃうんだけどね(笑)』

智  『あっ、頑張って作ります(笑)』

和  『おいってば・・・もう、ホントこいつ馬鹿ですみません。』

J 『残念だよねえ。実際そういう事可能なら間違いなく
二人の子供は可愛いだろうにねえ・・・。
才能も受け継いで、あなた達よりトップアイドルになれるわ。』

和  『もう、リーダー本気にしちゃうから、
そういうこと言うのだけは止めて下さいよ(笑)』

食事会はこんな感じで
最初は少し緊張もしたけど
終始和やかなムードだった。
社長がここまで二人の事を
考えてくれてたとは俺達も驚きだったけど
それは国民的アイドルにまでなって
恋愛も結婚もままならないという
状況の中で、たとえ同性愛だとしても
幸いにしてそれは
同じグループの人間同士だったわけで
その俺らをバックアップする事が
子供の時から見守ってきた社長の
俺らへの深い愛情なんだって、そう思えた。

これまで沢山の
ビッグアイドルを育ててきた、
本当にすげー人だということは事実だけど
普通に話してる分には
ちょっと変った、面白い爺ちゃんでしかない。
社長って人はそういう人なんだ。

社長も随分歳を取っちゃったし
いつまでこういう会食とか出来るか分かんないから
本当に俺達にとっても本当に貴重な時間だった。

俺は帰りの迎えの車の中で

智 『なあ、ニノ・・・』

和 『なに?』

智 『社長が元気なうちに子供作るぞ・・・』

ニノは呆れた顔で
「はあ?」って言ってマネージャーと大笑いしてた。
俺は至って真面目に考えて発言したんだけどな。

つづく

妄想小説が好きで自身でも書いています。 アイドルグループ嵐の大宮コンビが特に好きで、二人をモチーフにした 二次小説が中心のお話を書いています。 ブログを始めて7年目。お話を書き始めて約4年。 妄想小説を書くことが日常になってしまったアラフィフライターです。

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